【2018年春アニメ】BD・DVD売り上げベスト10!円盤が売れた理由も詳しく解説!
2018年4月から6月にかけて放映されたアニメの売り上げランキングだよー!
近年稀に見る不作クール!?シリーズ・続編モノも売り上げは不調
今回は2018年春アニメ(4月から6月にかけて)をピックアップしてランキングにしてみました。
前回、前々回と円盤売り上げが好調だったせいか、今期は全体的に売り上げが低く見えてしまいますね。
前クールの売り上げはこちらからチェック!
前作は万越えのシュタゲ続編、『ソード・アート・オンライン』のスピンオフGGO、あまんちゅ!の2期など、どれも人気作品のはずですが、思った以上に数字が出ていない印象です。
まあ、続編が気になるだけならリアルタイムで見れば良いですし、今の時代は円盤を購入せずとも動画配信サービスを利用する等の手段がありますからね。
そのあたりの事情も触れていきながら作品の紹介をしていきたいと思います。
なお、ここでの売り上げランキングは8月20日時点での最新です。
売り上げソースは5ちゃんねるの『アニメBD・DVDの売り上げを見守るスレ』から。円盤の第1巻の売り上げを元に集計しています。
(BOX販売のみの場合も、1巻としてカウント)
それじゃーさっそく見てみよーう!
2018年春(4-6月)売り上げランキング
第1位 ウマ娘
15,596枚
今期本命と言われた作品が、やはり一位となりました。
『ウマ娘』は、グラブルなどで有名なスマートフォン向けアプリゲーム会社Cygamesの新作アプリ、およびそれを中心としたメディアミックスコンテンツです。
メインコンテンツであるアプリの開発が遅れている中でアニメが先行する形でスタートし、一時はどうなるのかと思っていましたが、圧倒的売り上げで春アニメの覇権となりました。
主人公のスペシャルウィークが、レースに勝つため、日々奮闘する姿を描いているのですが、全て実在する馬が全てモデルになっており、馬同士のレースも再現しているなど、競馬ファンからの注目も高いです。
スペシャルウィークの「勝ちたい」という想いはとても強く伝わってきますし、レースシーンはとても熱く、作品としての完成度も高いですが、一方で円盤購入特典にグラブルのキャラクターが使えるコードをつけるといった特典商法をとった事による影響も大きいです。
あと、トウカイテイオーちゃんが可愛いです。
こちらの記事でも詳細を書いてるよー
第2位 ペルソナ5
9,113枚
人気ゲームシリーズ『ペルソナ』のアニメ版になります。
ゲームの方は2016年9月15日に発売されたPlayStation 3 / PlayStation 4用ゲームソフト。
前作『Persona4 the Golden ANIMATION』から約4年ぶりの新作1クールアニメになります。
今回のテーマは「怪盗」。
主人公は仲間と共に高校生活を送りながら、身の回りに起きる事件を「ペルソナ」を使い、解決していきます。
アニメ化、劇場版の公開が何度もされる人気作品とあって、この売り上げは納得のいく結果だと思います。
欲望にまみれた大人達と対峙し、悩みや葛藤を仲間と共に克服していきます。
王道だけど、クールでスタイリッシュなデザイン、キャラクターが魅力ですね。
そしてその魅力は男女問わず支持を集め、結果的に円盤売り上げに繋がっているようです。
第3位 ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン
4,473枚
大人気ライトノベル『ソード・アート・オンライン』のスピンオフ作品。
主人公はリアルの世界では長身である事をコンプレックスとしている女子大生。そんな彼女はオンラインRPG「ガンゲイルオンライン」通称GGOで「レン」として小さな体で戦います。
ラノベ売り上げトップクラス『ソード・アート・オンライン』(SAO)のスピンオフ作品、しかもラノベ界の超大御所である時雨沢恵一氏が原作とあって、やはり安定した面白さがあります。
御都合主義な展開はちょっと目立ちますが、SAOのようにデスゲームをしなくてもシリアス展開を作り、ギャグとのメリハリもちゃんとしていました。
主人公が無双するアニメはやっぱり見ていて気持ち良いです。
ただ円盤の購入はアニメから入った新規のファンよりもSAOのコアなファンが多いみたいですね。
第4位 銀河英雄伝説
4,424枚
まだライトノベルという定義も曖昧だった、1982年刊行の小説が、35年以上の時を経てアニメ化となりました。
実は、1989年から2000年にかけて劇場版、OVAがリリースされており、今回はリメイクという形での復活です。
遠い未来の架空の世界でありながら、史実を取り入れた重厚な世界観、緻密な設定を、少ない話数である程度の起承転結を求められる現代の深夜アニメにどう取り入れていくのか不安でしたが、ファンなら納得の出来だったのではないでしょうか。
コアなファンも多い作品なので、この売り上げ結果も納得のものだと思います。
1クールだけで終わりではなく、今後も第2期や劇場版の続報がありますので、楽しみに待ちましょう。
5位 僕のヒーローアカデミア(第3期)
3,765枚
「無個性」だった少年が最高のヒーローを目指す、「努力・友情・勝利」の要素を、アメコミテイストを取り入れたジャンプの人気作品です。
個性豊かな「個性」を持つヒーロー達が今回も活躍します。
アニメ化はこれで3度目、さらに劇場版の公開もあり、最近のジャンプ作品の中では一番勢いがありますね。
円盤売り上げ的には、第1期の頃に比べて約半分ほどに落ち込んでいますが、原作漫画は売れているし、今後も定期的に放送される可能性は高そうです。
第6位 シュタインズ・ゲート ゼロ
2,782枚
前作『シュタインズ・ゲート』から7年。続編となる『シュタインズ・ゲート ゼロ』がついにアニメ化です。
原作は空想科学アドベンチャーシリーズ『 STEINS;GATE 0』。
前作『 STEINS;GATE』で、主人公の岡部がヒロインの牧瀬紅莉栖を救えなかった世界線での出来事を描きます。
この作品、やはり何といっても毎話続きが気になってしまうんですよね。
特に後半からの怒涛の伏線回収から目が離せないです。
最初は何気なく関わっているだけに思えた登場人物が、実はあんなところで繋がっていたなんて・・・みたいな展開がたまりません。
ただ、肝心の円盤売り上げですが・・・前作の円盤売り上げは1万越えの大ヒットだっただけに、今回はちょっと残念な結果に。
一応、今作はシュタゲ正当続編という位置付けですが、後から追加された要素なため、前作を超えるのは難しいのでしょう。
第7位 あまんちゅ!〜あどばんす〜
2,325枚
原作は『ARIA』などで知られる天野こずえ氏。ダイビング部に所属する少女達の日常を描いています。美しい水の描写や全体的な空気感がとても素晴らしく、その居心地の良さに癒される人も多いです。
そのあたりは、作者の前作も同様で、ARIA時代からの根強いファンが円盤を購入するケースが多いみたいですね。
実際、『あまんちゅ!』の1期も、今回と売り上げ枚数的にはほとんど変わりません。
少ないように見えるかもしれませんが、一定数の固定ファンがつくという事は、売り上げ的には安定するという事。
一時的な円盤売り上げだけではなく、ファンに長く支えられてこそ、こうして2期が作られる作品もあるようです。
第8位 鬼灯の冷徹 第弐期その二(第3期)
2,155枚
『モーニング』にて連載中の作品で、ややこしいタイトルの付け方ですが、アニメ化は今回が3度目になります。
地獄の住人たちの日常をブラック・コメディタッチで描きます。
神話・御伽噺・怪談などの登場人物が多数出演しており、実際に記録や伝聞で残されたエピソードなんかを取り入れ、鬼灯様が解説などをしてくれる事も。
基本的に1話完結型なので、面白さは第1期の頃から安定しています。
今作も、閻魔大王様の第一補佐官である鬼灯様が大活躍です。
トラブルを解決したり、逆に巻き込まれたり。
第1期の頃に比べると、こちらもやはり売り上げ的には落ちていますが、面白さは全く変わらないので、安心して見る事が出来ますね。
「鬼灯の冷徹」第弐期その弐 Blu-ray BOX 上巻(期間限定版)
第9位 こみっくがーるず
1,744枚
今期のきらら枠です。連載誌は『まんがタイムきららMAX』。
主人公の薫子はペンネーム「かおす」として漫画を描く女子高生。ひょんな事から漫画家が集まる女子寮で暮らす事になり、同じ漫画家仲間と共に成長していく様子が描かれます。
主人公の表情が豊かで(感情が不安定すぎて)それだけでもポンコツダメっぷりが面白いのですが、やっぱり安定・安心のきらら枠という事で女の子はみんな本当に可愛いです。
それだけに、この売り上げ結果というのは正直ちょっと意外でした。前クールが1万枚以上売れたゆるキャン△もあっただけに、余計に落差を感じてしまうのかもしれません。
「女子高生漫画家がそんなに都合良く寮に集まるわけないだろう・・・」というツッコミは無粋。(10代でデビューする漫画家さんは全く珍しくないですし)
女の子が可愛くて笑えるなら文句無しに面白いです。
第10位 多田くんは恋をしない
1,255枚
ストーリーは、主人公の多田が、異国からやってきた少女テレサと出会う事から始まります。
いわゆる、王道のラブコメで、多田を中心に、その周りのキャラクター達を掘り下げていく形で進んでいきます。
制作は、高い作画技術が評価されている動画工房、さらに『月刊少女野崎くん』のスタッフが集結して作った作品とあって、安定した面白さがあります。
しかし円盤売り上げ的にはあまり良い結果とは言えません。
内容は良くも悪くも「安定」しており、ラブコメ好きの人にはハマるのでしょうが、そうでない人にはちょっと展開がありがちで物足りないと思ってしまうのかもしれません。
ここからはベスト10から漏れた作品だよー。なんか勢いで書いちゃったから、せっかくなので載せておくねー
第11位 美男高校地球防衛部 HAPPY KISS!
1,135枚
オリジナルテレビアニメで、ストーリーは、眉難高校にある特に何もしない部活動に所属する5人組が、カルルスの騎士団となり、エーデルシュタインが生み出した怪人と戦うというもの。
ストーリーから察する通り、ギャグ作品です。
第1期は『美男高校地球防衛部LOVE!』で2015年に放送、その後第2期、さらにOVAの発売と、実はシリーズモノとして続いています。
ただ、円盤売り上げは第1期の頃からほとんど変わっておりません。
コアなファンだけがついてきている、という印象です。
第12位 ヒナまつり
1,024枚
2018年春アニメの覇権候補と思われた『ヒナまつり』でしたが、円盤売り上げは奮いませんでした。
ストーリーは、若手インテリヤクザの新田の家に、超能力少女のヒナが転がり込んでくる事から始まります。
二人のやりとりも面白いですが、未成年を無理やり働かせる唄子、純真な心をもつアンズ、超絶ハイスペックなヒナの同級生、瞳などの脇を固めるキャラクターも非常に魅力的です。
作品の魅力はこちらの記事でもご紹介しています。
春アニメまとめ
ペルソナやシュタゲなどの今期本命のビッグタイトルがいくつもあったと思うのですが、思ったよりも売り上げは低調でした。
やはり、元の人気が高く、知名度もそれなりにあったとしても、円盤売り上げにはその時の勢いなんかも重要なのでしょうね。
円盤売り上げは微妙でも、面白い作品が結構あったと思うんだけどね・・・
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