【2018年秋アニメ】BD・DVD売り上げランキング!円盤が売れた理由も詳しく解説!
2018年10月から12月にかけて放映されたアニメの売り上げランキングだよー!
近年稀に見るアニメ大豊作クール!話題のアニメ多数!
今回は2018年秋アニメ(10月から12月にかけて)をピックアップしてランキングにしてみました。
前回の夏アニメの売り上げは、万単位の売り上げはなかったものの、続編モノが多く、売り上げの安定した作品が多かった印象。
前クールの売り上げはこちらからチェック!
今回も、放映前にはSAO3期や、久しぶりの続編制作となったインデックス3期などの安定して売り上げが見込める作品が多数挙がっていましたが、『グリッドマン』や『ゾンビランドサガ』など、放映後に話題になった作品もたくさんありました。
果たして、結果はどうなったのでしょうか。ランキングの中でそれぞれの作品についても紹介をしていきたいと思います。
売り上げソースは5ちゃんねるの『アニメBD・DVDの売り上げを見守るスレ』から。円盤の第1巻の売り上げを元に集計しています。
(BOX販売のみの場合も、1巻としてカウント)
それじゃー見ていこう!
2018年秋(10-12月)売り上げランキング
- 近年稀に見るアニメ大豊作クール!話題のアニメ多数!
- 2018年秋(10-12月)売り上げランキング
- 2018秋アニメ1巻売上げ速報
- 1位 ゾンビランドサガ
- 2位 ソードアート・オンライン アリシゼーション
- 3位 SSSS.GRIDMAN
- 4位 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
- 5位 抱かれたい男一位に脅されています
- 6位 転生したらスライムだった件
- 7位 とある魔術の禁書目録III
- 8位 ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
- 9位 ゴールデンカムイ2期
- 10位 ゴブリンスレイヤー
- 11位 やがて君になる
- 12位 メルクストーリア -癒術士と鐘の音色-
- 13位 風が強く吹いている
- 14位 ツルネ -風舞高校弓道部-
- 15位 色づく世界の明日から
- 16位 RELEASE THE SPYCE
- 17位 寄宿学校のジュリエット
- 18位 ひもてはうす
- 19位 アニマエール!
- その他円盤売り上げ
ゾンサガ!グリッドマン!SAO!熾烈なトップ争い!
2018秋アニメ1巻売上げ速報
1位 ゾンビランドサガ
23,178枚
『ゾンビランドサガ』はゾンビとして生き返った少女たちがプロデューサーに導かれながら、佐賀県を救うためにご当地アイドルとして活動する様子を描いた作品です。
アイドルなのにゾンビ、しかも舞台が佐賀というインパクトで、作画の質の高さ、ギャグとシリアスの絶妙な加減のストーリーでじわじわと人気を上げ、(現時点で)今期の覇権となりました。
彼女達がゾンビだからこそ描ける突拍子も無いギャグと、それぞれの個性がとても光っていましたね。そんな普通じゃない彼女たちの壮絶な過去も合わさって、本物のアイドルのように応援したくなります。
そんなファンの熱い想いもきっと円盤売り上げに反映されているのでしょう。
作品の魅力などはこちらでも解説しています。
2位 ソードアート・オンライン アリシゼーション
13,182枚
電撃文庫が誇るライトノベル屈指の人気作品『ソード・アート・オンライン』シリーズの第3期が堂々の1万枚を超える売り上げを記録しました。
今回のキリトは、知らぬうちに仮想世界へ閉じ込められてしまい、NPCのユージオと共にログアウト方法を模索するのですが、二人には幼馴染のアリスという少女がいて、彼女の存在がこの仮想世界の大きな鍵を握ってきます。
原作のアリシゼーション編はシリーズの中核とも言える長編で、アニメ化にあたり、全部で4クールという、近年の深夜アニメでは異例の気合の入りようです。
ただ、良作揃いの今クールなだけに、あまり大きな話題にはなりませんでしたね。
とはいえ、根強いファンが多い作品なだけに、円盤売り上げではそれなりの存在感を見せてきました。
3位 SSSS.GRIDMAN
10,272枚
原作は93年『電光超人グリッドマン』という特撮作品で、本作はその続編に当たります。
ウルトラマンシリーズでおなじみの円谷と、『キルラキル』などの個性的な作画と演出に定評のあるトリガーによって制作されました。
本家グリッドマンは正義のヒーロー、グリッドマンが悪の怪獣(コンピューターウィルス)を倒す勧善懲悪モノですが、本作は戦いの舞台となる世界(コンピューターワールド)の住人にスポットを当てています。
特撮ヒーロー特有の男子だけにウケる「カッコイイ」ではなく、男女問わず感じる「可愛い」や「共感」が特に若い世代に刺さったようで、ツイッターでは毎週トレンドに入るほどの人気でした。
作品の魅力などはこちらでも解説しています。
4位 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
7,820枚
原作は同名のライトノベルです。
主人公の梓川咲太は、透明化してしまう「思春期症候群」と呼ばれる症状に悩まされる先輩の桜島麻衣に出会います。
麻衣の存在はやがて学校の人だけでなく、家族や咲太さえも認知出来なくなっていきます。
ライトノベルらしい、二人の軽妙な会話のやりとりに思わずニヤリとしてしまう事でしょう。
「思春期症候群」だけではなく、他にも咲太の周りでは不思議な現象が起こります。
「もしも自分にも同じような現象が起きたら」なんて妄想してしまったという人もいるのではないでしょうか。
ラノベによくある過剰なキャラづけや演出が控えめで、淡々と進んでいくストーリーに好感が持てます。
5位 抱かれたい男一位に脅されています
7,349枚
原作は『MAGAZINE BE×BOY』に連載中の作品です。いわゆるBLモノ。
男前の役者に与えられる「抱かれたい男ランキング」で1位を獲得した新人俳優の東谷准太と、前年までその座を維持していた演技派俳優の西條高人の恋愛模様が描かれます。
ベテラン俳優として威厳ある活躍をする高人が、無邪気な笑顔で強引に迫る潤太にタジタジになりながらも時折見せる「デレ」に多くの女性ファンの心を掴みました。
原作人気も非常に高く、この手の作品におけるお約束展開やベッドシーンもなかなか刺激的です。
6位 転生したらスライムだった件
6,498枚
原作はなろう系のWEB小説。原作、コミックの売り上げは累計1000万部に届こうとしています。
通り魔に殺された中年のおっさんが異世界でスライムに転生し、大賢者の力を借りて様々なスキルを身につけながら村を作り、国を作ります。
なろう小説の中でも屈指の人気を誇る『転スラ』で、当初から期待度は高いものでした。
主人公がスライムである点以外は、序盤はよくあるチート無双が続くのですが、国を建国するあたりから個性豊かな仲間が増え、どんどん面白くなってきます。
主人公の強さの動機付けもしっかりしており、序盤の伏線が終盤で生かされるなど、ストーリーも実はよく出来ています。
7位 とある魔術の禁書目録III
4,886枚
ライトノベル屈指の長編シリーズにして、累計3000万部以上の発行部数を誇る大人気作品の第3部です。
スピンオフの『とある化学の超電磁砲』シリーズなどのアニメ化も何度かありましたが、本編がアニメ化されたのはなんと8年ぶり。
第二期も円盤売り上げ1万枚以上だっただけに、こちらも大幅なダウンとなります。
化学と魔術を扱うSFファンタジー作品なだけあって、話が進むに連れてこれまでの話を理解していないとわからない用語が出てきたり、ストーリーが複雑になってきます。
新規の視聴者はちょっと置いてけぼりな事も、思った以上に売り上げが伸ばせなかった原因ではないかと思います。
しかし、やはりアニメーション技術は以前よりも進化しているだけあって、ヒロインのインデックスや美琴もさらに可愛くなっているのは嬉しいですね。
8位 ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
4,760枚
ジョジョシリーズの、第5部になります。主人公のジョルノは、ギャングスターへと上り詰めるべく、仲間達と共にスタンドを駆使して戦います。
流石に、第3部と4部で長編シリーズが続き、円盤を買い支え続けてきたファンも少数精鋭となってきました。
しかし作画、演出はシリーズの中でも特に評価が高く、第5部はジョジョ黄金期の人気シリーズとあって、今後さらに売り上げを伸ばす可能性もありそうです。
より複雑なスタンド能力、工夫した戦術も今のアニメ技術だからこそ原作忠実に再現されていると思います。
9位 ゴールデンカムイ2期
4,305枚
ゴールデンカムイの第二期になります。
「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一とアイヌの少女・アシ(リ)パが、今回もアクション&サスペンスを軸に、狩猟、グルメ、歴史と様々な要素盛りだくさんでストーリーが加速します。
ギャグとシリアスを交えながら、第七師団の鶴見中尉や新選組「鬼の副長」土方歳三の勢力も加わり、埋蔵金を巡って物語はさらに熾烈さを増していきます。
扱い的には二期ですが、実質分割クールだったので前回からあまり時間を開ける事なく放映した事で、一期から売り上げをほとんど落としません。
マンガ大賞に輝くなど、原作人気も非常に高い事で安定した売り上げとなりました。
10位 ゴブリンスレイヤー
4,165枚
狂ったようにゴブリンだけを狩る男、ゴブリンスレイヤーの活躍を描きます。
他のファンタジー作品のように、剣と魔法の力でモンスターを倒すような王道展開ではなく、主人公はひたすらゴブリンだけを駆除しようとする姿がシュールである一方、ゴブリン側も人間を本気で殺しにかかり、女は生け捕りにして子供を孕ませるなど、かなりショッキングな描写もあります。
第一話は特に強烈なインパクトを残した為、今クールのアニメの中でもかなり話題になりました。
最終回放映から少し時間が経ってしまったため、話題性がまだ残っているうちに円盤発売していればもう少し売れていたのではないかなと思います。
ここから下はTOP10入りから圏外に落ちた作品のみ解説していくよ!
11位 やがて君になる
3,975枚
原作は『月間コミック大王』に連載中の同名作品です。いわゆる百合モノ。
キャラの心情を丁寧に描いており、どこか文学的で原作に忠実なところが好印象。
もともとアニメ放映前まではあまり大きな注目はされていませんでしたが、純粋に作品の質の良さから、円盤売り上げも3000枚以上を記録しました。
彼女達の悩み、葛藤、嫉妬などを深く掘り下げるものの、ドロドロな展開にはならず、百合モノながら青春ドラマ作品のように爽やかな気分で見ることができます。
12位 メルクストーリア -癒術士と鐘の音色-
3,567枚
人気スマホゲームのアニメ化作品です。
モンスターの心を癒す力を持つ癒術士の少年・ユウは、父から不思議な瓶をプレゼントされ、中から少女・メルクが出てきました。
しかし彼女は記憶がないため、ユウと共に冒険に出かけます。
全体的に優しい雰囲気に包まれた王道ファンタジーです。初回特典も豪華とあって、コアなファンが買い支えたようです。
13位 風が強く吹いている
1,762枚
14位 ツルネ -風舞高校弓道部-
1,617枚
15位 色づく世界の明日から
1,545 枚
16位 RELEASE THE SPYCE
1,498枚
キャラクターデザインは『ゆるゆり』でおなじみのなもり氏、脚本は『結城友奈は勇者である』などで知られるタカヒロ氏という異色のタックの女子高生スパイアクションアニメです。
彼女達はスパイスを服用する事で身体能力を大幅に向上させ、街で悪事を働く大人達と戦います。
日常系の可愛いキャラクターデザインに、ハードでシリアスなストーリーを得意とするシナリオライターとのコラボは『まどマギ』を思い出しますが、残念ながら売り上げでは遠く及ばず。
キャラ萌えとシリアス加減のバランスがちょっとイマイチだったという評価も多いです。
17位 寄宿学校のジュリエット
1,488枚
週刊少年マガジン連載の人気ラブコメです。『ロミオとジュリエット』を題材に、東西の対立を学校内の寄宿舎を舞台にして描きます。
どのヒロインもとても魅力的で可愛いのですが、今期も話題作の多かったクールとあって、特にこれといって特筆する点もなく、印象が薄くなってしまいました。
18位 ひもてはうす
1,384枚
19位 アニマエール!
1,114枚
今期のきらら枠。チア部を盛上げるべく、主人公のことりはメンバー集め、練習、そして高所恐怖症を克服するべく奮闘します。
話が進むに連れてギャグのキレも増していき、キャラの魅力もどんどん引き出されていきます。
しかし、残念ながら売り上げはイマイチ。
チアという題材で、かなりの作画カロリーが必要な事もあって、やはり満足いかない演出も若干あったと思います。
もちろん、作品としての完成度は十分に高いのですが、欲を言えば+αがあればもっとよかったと感じずにはいられません。
その他円盤売り上げ
20位 となりの吸血鬼さん 989枚
21位 閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇 857枚
22位 ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。699枚
23位 DOUBLE DECKER! ダグ&キリル 614枚
24位 俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 584枚
25位 学園BASARA 570枚
26位 うちのメイドがウザすぎる 538枚
27位 東京喰種:re 355枚
28位 宇宙戦艦ティラミスⅡ 205枚
29位 ソラとウミのアイダ 113枚
30位 火ノ丸相撲 76枚
--位 ユリシーズ 不明
--位 RErideD – 刻越えのデリダ 不明
--位 狐狸之声 不明
覇権はやっぱりゾンビランドサガで決定!でも、他のアニメもすっごく面白かったね!
2018年TVアニメ 上位作品ランキング
(冬) 32,223 アイドリッシュセブン
(秋) 21,473 ゾンビランドサガ
(春) 15,522 ウマ娘 プリティーダービー
(冬) 14,197 ゆるキャン△
(秋) 13,182 ソード・アート・オンライン
(冬) 10,295 宇宙よりも遠い場所
(秋) 10,272 SSSS.GRIDMAN
(夏) *8,998 Free3期
(冬) *8,383 続『刀剣乱舞-花丸-』
(夏) *7,701 BANANA FISH
(冬) *7,189 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
(秋) 7,528 青春ブタ野郎シリーズ