【2018年冬アニメ】BD・DVD売り上げベスト10!円盤が売れた理由も詳しく解説!
2018年1月から3月にかけて放映されたアニメの売り上げランキングだよー!
2018年はアニメ大豊作!?円盤売り上げ万越え多数!
今回は2018年冬アニメをピックアップしてみました。
売り上げの傾向を見てみると、以前からネット界隈で話題の漫画作品や、アニメオリジナル作品まで、幅広く売れているなーという印象。
そして驚くことに、円盤売り上げが1万を超えている作品が4つもあるんですね。
近年稀に見る大豊作と言えるでしょう。円盤の売り上げって、ただ話題になるだけだと売れない事が多いんです。
だからこそ、これだけ売れた作品が多いという事は、それだけ作品の内容が評価されているって事なんですね。
というわけで、これから何かオススメのアニメが見たいって人にも、2018年冬アニメから探してみるのも良いと思いますので、作品紹介と何故、売れたのかというポイントについても解説していきますよ。
売り上げソースは5ちゃんねるの『アニメBD・DVDの売り上げを見守るスレ』から。円盤の第1巻の売り上げを元に集計しています。
(BOX販売のみの場合も、1巻としてカウント)
それじゃーさっそく見てみよーう!
2018年冬(1-3月)売り上げベスト10
第1位 アイドリッシュセブン
37,406枚
アイドリッシュセブン』(IDOLiSH7、略称:アイナナ)は、バンダイナムコオンラインが提供するスマートフォン向けアプリケーションゲームをアニメ化した作品です。
女性向け人気ゲーム作品のアニメ化だけに、ある程度の売り上げは見込んでいたでしょうが、イベント申し込み券付きだったりした事も大きいと思います。
もちろん、内容もとても素晴らしく、アイドルを目指す青年達が様々な試練を乗り越えてトップアイドルを目指す様子は、超爽やかにスポ根しているなあという印象を受けました。
それぞれのメンバーにスポットを当てて、苦悩や挫折、時には衝突しながらも信頼関係を深めていく展開は、王道ながらも胸打たれるものがありました。
こういうアニメって、ヒロインの女の子がアイドル達の中心にいて、いきなりモテまくりになるのをのらりくらりと交わしてハーレムを築くだけの(言い方悪いですが)パターンが多いですが、この作品はしっかりとキャラの見せ場を作りつつ、ストーリーもしっかりしているのがよかったですね。
『アイドルマスター SideM』が好きな人ならこの作品もオススメです。
今後、『うたプリ』みたいにシリーズ化される可能性もありそうですね。
※2018/7/7、2期制作が決定しました!
第2位 ゆるキャン△
14,197枚
『ゆるキャン△』はあfろ氏が原作の『まんがタイムきららフォワード』にて連載中の作品です。
売り上げ的にはアイドリッシュセブンが圧倒的ですが、話題性で言えばこちらの方が高かったですかね。
女の子達がゆるーくキャンプをする内容、とあって、「どうせキャンプしてきゃっきゃウフフするだけなんだろ」とか思っていた人も多いかと思いますが、結構しっかりとアウトドアの正しい知識を紹介する描写もあり「ゆるキャンブーム到来か」なんて言われたりしました。
もちろんキャラクターも可愛くて、きらら系アニメ好きからの評価も高く、難民も続出しました。
2期があるのか気になるという人は、こちらの記事も読んで見てください。詳しく紹介しています。
第3位 続『刀剣乱舞-花丸-』
11,425枚
原作の『刀剣乱舞』は、DMMゲームズとニトロプラスが共同製作したPC版ブラウザゲームです。
こちらも人気ゲーム作品のアニメ化、しかも2期とあってある程度の売り上げが約束された作品でした。
超人気タイトルとあって、別のアニメ制作会社が制作した『活撃 刀剣乱舞』という作品もあるのですが、こちらはちょっとシリアスな作品です。
一方の花丸はゆるーい感じで、カッコいいバトルシーンもありますが、キャラの魅力が存分に見れる日常描写も多めです。
人気タイトルゲーム、しかも2期とあって、売り上げについては当然の結果ですね。
刀剣男子のグッズ展開も豊富だし、ジャンルの規模も桁違いな作品なので、今更作品の魅力やらについては説明不要でしょう。
第4位 宇宙よりも遠い場所
10,295枚
『宇宙よりも遠い場所』(そらよりもとおいばしょ、A Story that leads to the Antarctica)はマッドハウス制作による日本のテレビアニメ作品です。略称は『よりもい』。
ここにきてアニメオリジナル作品がランクイン!
この作品も結構な話題になりましたね。
女子高生が南極を目指すという、なかなか壮大なストーリーです。
スケールは大きいですが、キャラクター達の掘り下げもしっかり行っており、彼女達の悩みは普通に女子高生らしい等身大なものとなっています。
これだけの売り上げに繋がったのはやはり何と言ってもストーリーが本当に素晴らしかった、の一言につきます。
「もっといろんな人にも見て欲しいから布教用に買った」という人もいるのではないでしょうか。
演出も素晴らしかったですね。直接描写しない「死」の演出は胸に迫るものがありました。
アニメ屈指の名シーンと言っても良いですね。
気になる人宇宙よりも遠い場所をチェックして見てくださいね!
第5位 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
7,575枚
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、暁佳奈による日本のライトノベルです。
KAエスマ文庫(アニメ制作の京都アニメーションが自社で出版するレーベル)より刊行された作品です。
「自動手記人形」と呼ばれる代筆屋の少女を中心に繰り広げられる群像劇なのですが、正直あらすじを読んだだけでは「面白いの?これ?」感は拭えないです。
でもそこは京都アニメーション。ストーリーはもちろん、演出や美しすぎる作画も含めて、劇場クオリティで仕上げてくるのが本当にすごい。
特に今作は、自社レーベルで唯一大賞を出した作品とあって、力の入れようが半端ではありません。
今時はちょっと珍しい近未来スチームパンク的な世界観で、それぞれの登場人物に毎話スポットを当ててオムニバス風にストーリーが進んでいきます。
売り上げに繋がった要因は何と言っても、作品自体のクオリティでしょう。
地上波で放送するアニメにするのがもったいないくらいです。
一方で、ストーリーがあまりアニメ向きじゃないという意見もちらほら。
確かに、エンタメ要素があまりないので退屈に感じてしまう人もいるようですが、作品に捉われないアニメファンからの評価が高かった事が今回の売り上げに繋がったのだと思います。
第6位 からかい上手の高木さん
6,855枚
原作は山本崇一朗氏による日本の少年漫画で『ゲッサン』(小学館)にて連載中の人気作品です。
アニメ化以前から、作者の描く女の子の可愛さには定評があり、ヒロインは必ずデコ出しする事で有名です。
中学校の同級生同士である「西片」と「高木さん」のやりとりを描くラブコメで、いつも高木さんにやられっぱなしの西方が、高木さんへの復讐を試みるものの、結局上手くいかず逆にやり返されてしまうという、なんとも微笑ましいものです。
この作品は何と言っても高木さんが可愛い、ただそれだけに尽きます。
何か進展しそうで何も進展しない、気になる相手だからついちょっかいを出してしまう、思春期特有の男女の距離感が妙に懐かしく思えたりするみたいなんですよね。
そしてEDが90年代〜00年代の懐メロのカバーというところが、まさにこの世代を直撃します。
20代半ば〜30代あたりには特に刺さるのではないでしょうか。
懐かしい思い出に訴えてくるような演出というのは、心に響くものがあるからね。
第7位 ダーリン・イン・ザ・フランキス
6,801枚
アニメ制作会社のTRIGGERとA-1 Pictures共同制作による作品で、通称『ダリフラ』。
名も無き子供達(パラサイト)が「フランクス」と呼ばれる男女二人乗りの巨大兵器に乗り、謎の巨大生物叫竜(きょりゅう)から人類を守るために戦うというストーリーです。
いわゆる「ロボもの」なのですが、メインはフランクスに乗る男女パートナーがお互いを受け入れたり、拒絶したりしながら世界の陰謀に立ち向かう的なお話になっていき、どんどんストーリーに引き込まれます。
クセの強い作風で、オリジナル作品を多く排出するTRIGGERと、安定して毎クールアニメ制作を手がけるA-1 Picturesのコラボで、それぞれの会社の良いところが演出、作画、脚本に生かされています。
主題歌も中島美嘉×hydeという、名曲『GLAMOROUS SKY』を知っている人なら久しぶりの二人のコラボに胸躍らせた事でしょう。
話題性だけでも十分ですが、もちろん肝心のアニメの方も面白いです。
「ロボもの」として期待するとちょっと違うかもしれませんが、徐々にこの世界や子供達、ヒロインのゼロツーの謎が明らかになっていくともう次の展開に目が離せません。
それこそがこの作品の最大の魅力でしょう。
第8位 ポプテピピック
6,563枚
原作は大川ぶくぶ氏による日本の4コマ漫画作品。
公式で「クソアニメ」と称する風刺やシュールさが話題となり、ネット上では度々この漫画のワンシーンを切り取って煽りに使われたりします。
30分アニメなのに後半15分は再放送、アニメなのに実写パートが突然挟まれたり、そもそも全く違うアニメが始まるなど、そのカオスさは原作以上です。
毎回無駄に豪華な声優がゲスト出演し、放送時間はツイッター等で大いに盛り上がりました。
ニコニコ動画では、史上最速で100万再生を突破し、イベントを開催すると人が集まりすぎて中止になる等、その人気は凄まじいものでしたが、円盤売り上げを見てみると案外少ないように思えます。
確かにアニメは楽しめましたが、原作を買うかというと、こういうのは話題性という鮮度があってこそなので、手元にずっと残しておくほど見たいかというとうーん・・・と考える人が多いのも納得です。
第9位 オーバーロードⅡ
6,457枚
原作は小説サイトで連載していたものを後にライトノベルとして出版、その後アニメ化されました。
いわゆる「なろう系小説」と言われる筆頭格で、これらの作品の特徴として「俺tueee」な展開がお約束となっています。
主人公が敵に一切苦戦する事なく、ひたすら無双します。
しかもこの作品の主人公は人間ではなく、アンデット。人間とは敵対する事も多いダークファンタジーです。
前作の円盤売り上げも好調で、原作ストックも豊富な事から、劇場版の公開をした上でさらにこの2期、2018年7月には第3期が放送されます。
出版不況と言われるこのご時世、原作小説は重版しまくりの大ヒット。膨大な設定とストーリー、ひたすら主人公のモモンガやその部下達が無双する様は、気分が良いものです。
この作品の魅力はそんな「俺tueee」が心地良いところでしょう。
第10位 ハクメイとミコチ
4,053枚
原作はKADOKAWAの漫画誌『ハルタ』で連載中です。身長9センチメートルのこびとであるハクメイとミコチ、二人の女の子の日常を綴った物語。
二人の小人を中心に、他にも多数の小人達が生活を共にしてます。
独自の世界観ながら、小人達の緩やかな生活をジオラマを通して覗き見しているような気分になれます。
ストーリーが良いから見る、というよりも、小人達の世界をずっと見てたくなるような感じです。
ハマる人は毎日見たくなるくらいどっぷりハマるんじゃないかなーと思います。
2018年冬アニメまとめ
1万枚、5000枚以上も、売り上げるアニメが1クールでこれだけ並ぶのはとても珍しいです。
特に今回は、人気作品タイトルだけでなく、オリジナルアニメもいくつか入っているのが特徴ですかね。
もちろん、原作ありきの作品も、作品の魅力を動画で表せているからこその、この売り上げな訳です。
ニコニコ動画では毎話一日足らずで100万再生を達成し、ネット界隈であれだけ話題になったポプテピピックも、円盤売り上げだけで見るとそうでもないように見えてしまうくらい、他の作品の売り上げが凄まじいものでした。
2018年冬アニメをたくさん見るならここで決まり!
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